どうも、ひろです。
今回は、大学の履修登録のコツと方法を伝授します。
大学生になると、自分の専門的な授業や、興味のある授業を自分で選択して授業を組んでいきます。
この作業を「履修登録」と言って、毎年4月や学期の始まりに行うのですが、やり忘れると大変なことになります。
大学に入ってまず最初の難関がこの履修登録だと思うので、しっかりここでやり方を確認していきましょう。
履修登録の流れ
4月の頭になると、大体ガイダンスが行われて大学側から「履修登録」をしなさいという案内がされると思います。
いきなり難しいことを言われているようで、何をすればよいのか悩んでしまう人も多いと思うので、まずは時間割を作成していく流れを簡単に確認していきましょう。
まずは、「履修案内」を熟読し、システムを理解しましょう。
「シラバス」を読んで各授業の内容を把握します。
時間割を考える時間は割とワクワクします。
履修登録をミスるとかなりまずいので毎年緊張の一瞬です。
自分のイメージと違わないか確認が大事です。
もし、履修をやめたいと感じても取消制度があるので安心です。
以上のプロセスで時間割を決定していきます。
時間割の作成方法は各大学によって違うところもあるので、必ず「履修案内」を読んでよく理解することが大切!
履修登録をミスると大変なことになります。
それでは、もう少し具体的にポイントを解説していきます。
「履修案内」の確認
時間割を作成するときに、まずやらなければいけないことは「履修案内」を熟読することです。大学によっては「履修要項」など別の呼び方をされることもあります。
履修登録の期間や進級するために必要な単位数など履修に関する情報が全て載っています。
大学は、基本的に自己責任の世界です。後から「知りませんでした、、」は通用しません。
ここは、友達と協力するなり、先輩と相談するなりしてしっかり確認をしましょう。
この段階で、確認することは主に以下の3つです。
- 履修登録のスケジュール
- 進級に必要な単位数(必修科目などの確認)
- 履修できる単位数の上限
進級に必要な単位数は、必修科目や選択科目によって分かれていることもあるのでしっかり確認しておきましょう。
「シラバス」を確認する
履修案内を確認して、大まかに概要をつかかめたら、次は実際に受けたい授業を選んでいきます。
シラバスとは、インターネット上で見ることができる授業についての資料です。どうやって見るのかは大学から指示があると思います。
シラバスには以下のような情報が載っていると思います。
- 基本情報
- 科目名
- 担当教員
- 開講学期
- 曜日・時限
- 単位数
- 設置学部
- 授業の内容・目的
- 各回の授業内容
- 成績の評価方法
- 教科書、参考書
基本情報
基本情報には、その科目を担当する教授や開講される曜日・時間などの情報が載っています。
大学の授業は同じ科目名でも先生によって内容が全然違うこともあります。
なので、どの先生が担当しているかというのはしっかり確認しておく必要があります。
授業の内容・目的
この授業がどんな目的を持って、どんな内容で進んでいくのかが先生の言葉で書かれています。
先生の考えや授業で扱われる内容などが書かれているので、自分の興味にあっているかを確認する意味でもしっかり読んでおきましょう。
自分の興味と違う講義を受けることになると、もったいないです。
各回の授業の内容
大学の授業は、1コマで2単位もらえて、90分の授業を14週程度行う大学が多いです。
その中で、毎回どのような計画で授業を進めていくかを書いてくれているシラバスもあります。
授業の内容やどうやって進めていくかをイメージできるので確認するとよいでしょう。
成績の評価方法
シラバスには先生がどうやって成績をつけるのかも載っています。
これは、学生側からしたらめちゃくちゃ大事です。
「レポートと出席により評価する」という感じで曖昧に書いている先生もいれば、「出席30%、期末試験70%」みたいに明確な評価基準を書いておいてくれる先生もいます。
成績の評価基準は、「楽単」かどうかに影響してきます。気になる人は、次の記事も読んでみてください。
教科書、参考書
シラバスには、授業で使う教科書や参考書の情報もあります。
基本的に参考者は持ってなくても大丈夫なことが多いです。
期末試験での持ち込みが可な授業では、教科書が活躍します(笑)
授業が始まる前に、教科書を揃えなきゃと思うかもしれませんが、一気に揃えると意外と出費がかさんでしまいます。
教科書を手に入れる上でポイントをいくつかまとめたので、次の記事も参考にしてみてください!
時間割を考える
シラバスを読んだり、先輩に聞いたりして情報を集めたら、いよいよ自分の時間割を考えていきます。
この段階は、自分の今学期の計画を立てるのでワクワクします。
時間割を組むときにいくつか考えた方がよいポイントがあるので、後ほど詳しく解説します!
履修登録をする
時間割を組むことができたら、「履修登録」を行います。
履修登録をしていないと、いくらテストを受けても単位をもらえないので、これが一番大事です。期間内に確実に行ってください。
やり方は大学によって違うと思いますが、ネットを使って提出する大学が多いと思います。
大学によっては、期間が複数設けられている場合があります。
これは、履修希望者が多かった人気授業では抽選が行われて、抽選に漏れた人が別の授業を履修するなどの措置が取られるためです。
また、事前に抽選を行う授業がある場合もあるので、自分の取りたい授業がどうなっているかはしっかり確認しておくべきです。
授業を受けてみる
シラバスを隅から隅まで読み込んでも、実際に授業を受けてみないとどんな授業なのかはわからないと思います。
実際に受けてみたら、自分の思っていたイメージと違ったということもあると思うので、授業に足を運んでみるのが大事です。
履修登録の前に1週間、お試しで授業を受けれるガイダンス期間などを設けている大学もあります。
いずれにしても、1週目は授業の進め方や、評価方法などシラバスに載ってない情報も教えてくれる場合があるので、少しでも興味がある授業には積極的に顔を出すのがおすすめです。
また、先生の雰囲気も確かめることができます。
履修取消を活用する
授業を受けてみて、やっぱり思ってたのと違うと思ったり、評価方法が厳しそうみたいに感じることもあると思います。
そんなときは、履修取消をしましょう。
履修登録と同じで、履修取消期間を設けている大学が多いと思います。
履修取消を行うと、その授業は最初から受けていなかったことになるので、成績も下がりません。
なので、履修登録の時に多めに登録しておいて、後から取り消すという戦略をとる人もいます。
時間割の決定
このような手順を経て、自分の時間割を確定させていきます。
ここまでくれば、もうその時間割にのっとって勉強を進めていけばよいので一安心ですね。
履修登録のコツ
続いて、履修登録のコツを説明します。
大学生は、時間割を自分で組むことができるのですが、時間割を組むときに考えるべきポイントを紹介します。
以下の6つに気をつけてみてください。
- 1年のうちはできるだけ多めに履修する
- 中途半端な空きコマを作らない
- 全休、半休を作る
- 1限や5限は避けれればベター
- 友達と同じ授業をとる
- 成績の評価方法をばらけさせる
詳しくは次の記事で説明しています。
また、大学の授業の中には楽な授業や教授の話が面白い授業など、人気な授業も多くあると思います。
このような人気な授業は、普通よりも早く登録が必要だったり、人数に応じて抽選があったりなど、システムが複雑でわかりにくいこともあります。
しっかり、シラバスを確認したり初回授業に行ったりして調べておきましょう。
大学生活では、自主的に調べないと情報が入ってきません。
大学の履修登録のまとめ
いかがだったでしょうか。
履修登録は複雑そうに見えますが、スケジュール通りに進めていけばなんてことはないです。
その年の生活を左右するとも言える履修登録を安心して終わらせるためにも、早めから情報を集めて準備をしておきましょう。
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